第14回 声楽・ピアノ発表会

2021.12.22

皆さんこんにちは、お元気ですか。
随分寒くなりましたね。世の中はオミクロン株の感染で騒然としています。
いやですね。何とか早くコロナ流行前の日常に戻れないものかと願ってます。

北村ピアノ教室では、去る2021年10月17日(日)に第14回声楽・ピアノ発表会をレッスン室にて行ないました。
北村ピアノ教室では、発表会を第1回から自宅のレッスン室で行なっています。
特に今年の5月に隣の大きな部屋にレッスン室を移してから、レッスン室をハウス・シューベルティアーデ・北村と呼び、グランドピアノとチャーチオルガンをおいています。
チャーチオルガンは主に声楽の伴奏用に使っています。
38のタブレットと8つのボタン、2オクターヴにわたる足鍵盤がついていて、これらを操作して色々な音色が出せます。アメリカローランド社製でアメリカから船便で1ヶ月かかって横浜港へ着きました。
ピアノはヤマハのC3という機種です。

生徒はこのレッスン室に移ってから、ピアノやオルガンの音がよく響くようになったと言っています。
部屋の大きさは前室の約2倍あります。84㎡です。
特に発表会の時は部屋のふすまなどをとっぱらって全室を1部屋にして客席を多くしています。
今回もその客席がほとんど満席になるほど、お客様がおりました。
勿論コロナ対策として密にならない様、間隔をあけてお座り頂きました。
このレッスン室が出来た時、私の声楽の師の先生に、ハウス・シューベルティアーデ・北村という名を部屋につけて頂きました。
これはシューベルトが自宅に友人を招いて定期的にサロン音楽会を開いていたことに由来しています。
その時の絵画が残されており、皆さんの中には、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
まん中にシューベルトがピアノの前に座り、あとの友人達は椅子の肘かけに腰をかけていたり、ピアノの横に立っていたり、あるいは床に直接座っている人などがいて、自由でリラックスしたムードで音楽会をしている絵画が残されています。

発表会は声楽から始まり、伴奏は私がすべてチャーチオルガンで行ないました。
曲はイタリア・カンツォーネの「カタリ・カタリ」、歌劇「連隊の娘」から「さようなら」、日本歌曲の「風の子供」などです。
この他に私の教室では90才の高齢の女性がおられ童謡を習いに来られておりますが、発表会には出演されず、聴きにこられました。
ピアノは「エリーゼのために」、クーラウのソナチネ全楽章、モーツァルトの「トルコ行進曲」、このトルコ行進曲を弾いたのは小学3年生の男子で年長組の9月から私のところへ習いにきて、まだ3年半ですが、すごい迫力とスピードで弾き、特に大きな拍手が起こっていました。
北村式ピアノレッスン法の効果がよく現れた生徒の一人です。
その他、ベートーベンのロンド ハ長調、ショパンの幻想即興曲などです。
発表会は成功のうちに終わり、最後に全員写真を撮って終わりました。
私は今年もいい仕事ができたなと思って満足でした。
皆さんもこのシューベルティアーデで歌を唄いに、又、ピアノを聴きにおいでになりませんか。
楽しいですよ。音楽は楽しむものです。

来年は教室開設15周年記念発表会です。
記念演奏をしようと思っています。
今考えてるのはチャイコフスキー作曲 ピアノコンチェルト第1番 変口短調を私がオーケストラ部分をチャーチオルガンで弾き、ピアノ・ソロをピアノが一番よく弾ける高校生の女子に弾いてもらうというものです。
これは全曲そのまま演奏すれば、かなり長大な曲ですが、私はピアノソロもオーケストラ伴奏もかなり縮めて簡単にして編曲しようと計画しています。
ホルンの独奏から始まり、8小節のオーケストラ前奏があって、ピアノが和音の連打をするという非常に感動的な出だしから始まります。
実現するかどうかわかりませんが、この12月から私は編曲を始めます。
ざっと北村ピアノ教室の発表会を御紹介しました。
皆さんも是非、北村ピアノ教室へおいでになって一緒に音楽のすばらしさを味わって感動しましょう。
皆さんの入会を心待ちにしています。

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